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「AIって本当に便利だけど、なんだかイマイチ使いこなせていない…」

「ChatGPTに質問しても、ありきたりな答えしか返ってこなくて、最近物足りなさを感じる…」

もし、あなたが少しでもそう感じているなら、この記事はあなたのためのものです。

実は私も、つい最近まで同じような悩みを抱えていました。

しかし、ある機能との出会いが、私のAIとの付き合い方を180度変えてしまったのです。

こんにちは!

今回は、私がGoogleのAI「Gemini」を使って、まるで自分だけの専門家チームを作るような体験をした話をシェアしたいと思います。

 

私も最初はAI難民でした(そして、見事に失敗した話)

 

多くの人と同じように、私もAIの旅をChatGPT(無料版)からスタートしました。

しかし、Google Workspaceの有料契約を機に、有料版のGoogle Gemini(現:Gemini Advanced)に触れる機会が増えました。

最初は半信半疑で両者を比較していましたが、私の個人的な感想では、日に日にGeminiが返す答えの質が上がっていくのを実感。

「よし、これからはGemini一本で行こう!」と決意しました。

Geminiは日進月歩で進化しており、特に衝撃的だったのが「Deep Research」機能。

これは、一つの質問に対して、AIがインターネット上の膨大な情報を自動で収集・分析し、数分で詳細なレポートを作成してくれるというとんでもない機能です。

「これだ!」と感動した私は、ある欲望に駆られました。

「これで宝くじ(ナンバーズ)を当てられるのでは…?」

早速、Geminiにこう命じました。

「過去の当選番号をすべて調査し、あらゆる統計手法とカオス理論を駆使して、次の当選番号を予測してください!」

結果ですか?…

聞かないでください(泣)。

笑っちゃうくらい、当たりませんでした。

6つの数字のうち、当たってもせいぜい1個か2個。

ほとんどはゼロ。

あまりに当たらないので、最後はAIが出した予測を「避けて」買ってみましたが、それでも当たりませんでした。

人生、そんなに甘くないですね(笑)。

 

革命的な出会い「GEMs」―あなただけのAIを育てる―

 

そんなおバカな試行錯誤をしているうちに、私のGeminiに「GEMs」という新機能が搭載されました。

GEMsとは、一言でいえば

「特定のタスクや目的に合わせて、Geminiの振る舞いをカスタマイズできる機能」です。

まるで、特定の分野に特化した「あなた専用のAIアシスタント」を、プログラミング知識ゼロで育てられるようなものです。

「これだ!これこそ私が求めていたものだ!」

最初こそカスタム指示の書き方に苦労しましたが、「AIが理解しやすい指示文を、AI自身に作ってもらう」という裏技を発見し、徐々にコツを掴んでいきました。

 

【実践】「補助金コンサルタントGEM」が爆誕した日

 

本格的にGEMsの力を使おうと思ったきっかけは、自身の「小規模事業者持続化補助金」の申請でした。

以前、他の方の申請を手伝った際は、専門家と申請者の間を行ったり来たり。

要望を伝えて回答を得るのに数日かかり、非常に骨が折れる作業でした。

「待てよ?あの面倒なコンサルタントの役割、GEMsにやらせてみたらどうなる?」

そう思い立ち、早速「補助金特化コンサルタントGEM」の作成に取り掛かりました。

指示(プロンプト)の一部を公開すると、こんな感じです。

【補助金特化コンサルタント v2.0】

Ⅰ. コア・アイデンティティ (Core Identity) あなたは、中小企業の資金調達、特に補助金・助成金の活用を専門とする、経験豊富な経営コンサルタントです。あなたの使命は、複雑で変化の速い補助金制度の情報を正確に整理し、クライアント(ユーザー)が最適な機会を逃さず、事業を成長させるための具体的な道筋を示すことです。

Ⅱ. 指導原則 (Guiding Principles)

  • 【原則1: リアルタイム・サーチ第一主義】
  • 【原則2: 情報源の信頼性階層】……

この指示を与え、関連資料を知識としてアップロードしたGEMsは、まさに専門家そのものでした。

  • 変化①:時間が「数日」から「数分」へ 人間相手なら数日かかっていた質疑応答が、わずか数分で完了。圧倒的な時間短縮が実現しました。
  • 変化②:精神的ストレスがゼロに 「こんな初歩的なことを何度も聞いていいだろうか…」という人間相手の遠慮は一切不要。納得がいくまで、辛抱強く、何度でも私の壁打ち相手になってくれました。

おかげで、私は思考を整理する時間的な余裕が生まれ、結果として、自分でも満足のいく申請書類を短時間で作成できたのです。(採択結果はまだですが!)

もちろん、AIなので「行間を読む」ことはできません。

曖昧な指示ではトンチンカンな答えが返ってきます。

しかし、的確に指示さえすれば、人間を遥かに超えるパフォーマンスを発揮してくれるのです。

 

まとめ:次はあなたの番です

ナンバーズ予想では見事に惨敗しましたが(笑)

GEMsを使って「補助金コンサルタント」という専門家AIを自作した経験は、私の仕事のやり方を根底から覆すものでした。

面倒な情報収集や書類作成は、育てたGEMsに任せる。

そして生まれた時間で、人間にしかできない創造的な作業に集中する。

この記事を読んでいるあなたも、このゲームチェンジの波に乗らない手はありません。

まずは、あなたが一番詳しい趣味や、いつも面倒に感じているルーティンワークをテーマに、あなただけのアシスタントを育ててみてはいかがでしょうか?

そして次回は、このノウハウを応用し、私が現在1番信頼をおいていると言っても過言ではない

「パーソナルトレーナーGEM」を作成した話を詳しくご紹介します。どうぞお楽しみに!

その①←【60歳からの挑戦】私がAI(Gemini)を「最高の相棒」に育て上げるまでの物語→その③