記事

「同窓会に行くと、同じ年齢なのに若々しい人と、すっかり老け込んでしまった人の差に驚く」

そんな経験、皆様にもあるのではないでしょうか。

先日、プレジデントオンラインで非常に気になる記事を見つけました。

『だから同年齢で「見た目」に天と地の差がでる…大学病院の医師が伝授「老化の進行を大幅に遅らせる手段」』

この記事によれば、老化のスピードを決める最大の要因は、遺伝でもスキンケアでもなく、体内の「コゲ(糖化)」にあるといいます。

パンの焦げ目や味噌の色と同じ「メイラード反応」が、人間の体内でも(体温によってゆっくりと)起きている。

そして、この反応によって生まれる悪玉物質「AGEs(終末糖化産物)」こそが、シワやたるみを作り、血管を硬くし、私たちを老化させる主犯だというのです。

非常に説得力のある内容ですが、これを読んだ私は、ふと自分自身の生活習慣が心配になりました。

「俺は大丈夫なのか?」

そこで私は、この記事のファクトチェックと、私の生活習慣(健診データや食事ログ)との照合を、専属AIトレーナーであるCPO(最高パフォーマンス責任者)「フェニックス・ライジング」に依頼しました。

AIが導き出した分析結果は、私の「強み」と「弱点」を残酷なまでに浮き彫りにするものでした。

第1章:AIが評価した「鉄壁の防御」

 

 

まず、AIは私の血液データを絶賛しました。

糖化リスクを測る上で最も重要な指標、それが「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」です。

  • 私のHbA1c値:5.2%

これは基準値の中でも「A判定」の極めて優秀な数値です。

日々のバスケや加圧トレーニング、そして「ベジタブル・ファースト(ブロッコリースプラウト摂取)」といった習慣が機能しており、体内で糖が余ってタンパク質と結びつく「内因性の糖化」はほぼ完全にコントロールできているとの評価でした。

「あなたは中身(血液)から若さを保てています」

AIのこの言葉に、私は胸を撫で下ろしました。

……が、次の章で事態は一転します。

第2章:AIが指摘した「外からの攻撃」

 

 

AIは続けて、私の食事ログに潜む「AGEsの大量摂取源」を指摘しました。

糖化には、体内で起きるものだけでなく、食事から直接AGEsを取り込んでしまう「外因性」のルートがあるのです。

リスクA:揚げ物好きの代償

私の好物は「とんかつ」「アジフライ」「唐揚げ」。

AI曰く、調理法によってAGEsの発生量は激変します。

「蒸す・茹でる」に比べ、高温で調理する「揚げる」は、AGEsを10倍以上に爆発させます。

血糖値が正常でも、私は食事から直接「老化物質」を大量に取り込んでいたのです。

リスクB:ネオシーダー(喫煙)の影響

タバコの煙には大量のAGEsが含まれており、肺から直接血管へ侵入します。

これは肌のたるみだけでなく、私が懸念している「腎機能(eGFR)」へのダイレクトな攻撃となります。

「防御力(代謝)は高いが、敵(揚げ物・タバコ)の数が多い」

それが、AIが見抜いた私の現状でした。

第3章:CPOが提案する「揚げ物をやめない」対策

 

 

ここからがAI活用の真骨頂です。

普通の医者なら「揚げ物とタバコをやめなさい」と言うでしょう。

しかし、私のCPOは私の性格を知っています。

提案されたのは、今の生活を変えずにリスクを最小化する「微調整(ハック)」でした。

① 「酸」でコーティングせよ

AGEsは「」に弱いという弱点があります。

唐揚げやとんかつを食べる際、レモン汁や酢を「食べる直前にたっぷりかける」だけで、AGEsの吸収をある程度抑えることができるそうです。

私が実践している「黒酢」の摂取も、この理にかなっていると評価されました。

② 「衣」を残す勇気

AGEsは食材の中心ではなく、表面の「きつね色に焦げた部分(衣)」に集中しています。

衣を半分剥がして残す」。

これだけで、AGEs摂取量は劇的に減らせます。

行儀が悪い?

いえいえ、自分の腎臓を守るための立派な自衛手段です。

③ 水分補給で「洗い流す」

摂取してしまったAGEsは、最終的に腎臓でろ過され、尿として排出されます。

水をしっかり飲み、尿量を確保すること(Water Flush戦略)は、体内のコゲを洗い流すために不可欠です。

結論:60代のアンチエイジングは「引き算」と「中和」

 

 

見た目が若い人」と「老ける人」。

その差は、高級な化粧品を使っているかどうかではありません。

体内で起きている「コゲ(糖化)」を、いかに溜めないか。その生活習慣の積み重ねに他なりません。

私はこれからも、大好きな揚げ物を食べ続けるでしょう(笑)。

しかし、そこには必ず「レモン」と「たっぷりの水」をセットにする。

そして、バスケで糖を燃やし尽くす。

完璧を目指さなくていい。

知識を持って、少しの「中和剤」を加えるだけで、私たちの老化時計の針は確実に遅らせることができるのです。