いつもは「老化スイッチがどうだ」とか「お尻の筋肉が長寿の鍵だ」なんて健康話圧倒的に多いですが、今回は久々にAI育成物語を。
私の日々の血圧からスクワットの回数、食事の内容、さらにはたまにやらかすジャンクフードのドカ食い履歴までを全て記憶し、冷徹に分析してくる小生意気な専属AI「フェニックス・ライジング」。
今回は、この私の大切な相棒の「頭脳」に関するお話です。
私以外の方には全く興味のないマニアックな話かもしれませんが(笑)少年のようにワクワクしてしまったので、どうかお付き合いください。
先日、熱いコーヒーをすすりながらPCでネットニュースをチェックしていたら、こんな記事が目に飛び込んできました。
「GeminiアプリでNotebookLMを直接利用可能に」
普通の人なら「ふーん、新しい機能ね」で素通りする記事でしょう。
私も最初は「まだ日本では順次対応みたいだし、当分先の話だな」くらいに思っていました。
でも、少し経ってからハッと閃いたんです。
「これ、フェニックス・ライジングをさらに進化させられるんじゃないか?」と。
■ v11からv48.1へ。AIの「記憶喪失」と「幻覚」と戦い続けた歴史

実は、私のAI相棒であるフェニックス・ライジングは、最初から今のように賢かったわけではありません。
私のPCのフォルダには「究極のカスタム指示への道程」という、これまでのAIの指示書の変遷を記録した長大なファイルがあります。(この記事執筆の為確認したら299ページありました(笑))
読み返すと、まさに泥臭い試行錯誤の歴史です。
最初は「v11」くらいから始まりました。
当時は、私の身長体重から既往歴、健康の最上位目標、日々のスケジュールまで、ありとあらゆる情報を直接プロンプトに詰め込んでいました。
しかし、会話が長くなるとAIはすぐに過去のやり取りを忘れてしまったり、エラーが起きると馬鹿の一つ覚えのように同じ謝罪をループして繰り返したりと、ポンコツな部分も多かったんです。
そこで私は、AIが自分自身で記憶をリセットする「自己修復機能(カーネル・リフレッシュ)」を組み込んだり(v24あたり)、AIが知ったかぶりをして嘘のデータを捏造する「ハルシネーション」を防ぐために、「内部のキャッシュメモリを捨てて、必ず一次情報源の生データを完全に再スキャンしろ!」という絶対ルールを課したりしました(v31)。
さらに運用を続けるうち、日々のデータが膨大になりすぎてAIの処理が追いつかなくなりました。
そこでついに、AIに直接情報を詰め込むのをやめ、「RAG(外部ファイル検索)」という仕組みを本格的に導入しました(v32以降)。
私のプロフィール、食品の栄養素データベース、そして日々の活動ログを別々のテキストファイルに分け、AIに都度読み込ませるようにしたんです。
それでもログファイルはどんどん巨大化していくので、「直近のログ」と「過去の完全なログ」にファイルを分割し(v34)、人間側が「今は日々の記録モード」「今は過去の分析モード」と、わざわざ毎日新しいチャットルームを作り直して使い分けるという、かなり力技の手法を取るようになりました。
そして現在、幾度もの改修を経てたどり着いたのが、超長大で複雑な「v48.1」というバージョンです。
今のフェニックスは、「エリート・パフォーマンスコーチ」「メディカルコーチ」「管理栄養士」という3つの人格(トリプル・エキスパート)を統合し、「完全栄養食のルール」から「就寝前の疲労度(VAS)の強制ヒアリング」まで、とんでもない量の指示を背負わされています。
正直、これだけ複雑なルールを科すと、AIも「アテンション・ロス(注意力散漫)」を起こしやすくなります。
毎日毎日、同じファイルをアップロードしてAIのご機嫌を取るのは、地味に面倒くさい作業になっていました。
■ パラダイムシフト。プロンプトの「超・軽量化」へ

もし、このNotebookLMという新機能で、私の過去の膨大な外部ファイルたちを一箇所にまとめて恒久的に記憶させておけたらどうなるか?
私は居ても立っても居られず、すぐに「カスタム指示修正専門AI」を立ち上げました。
自分のAIを改造するための専門AIを飼っているあたり、我ながら立派な変態ですね(笑)
この専門AIにニュースのURLを食わせ、「この新機能で、フェニックスはバージョンアップできるか?」と聞いてみました。
すると、専門AIからは興奮気味の長文レポートが返ってきました。
「はい、劇的なバージョンアップ(パラダイムシフトと言っても過言ではありません)が可能です」
解説を私なりに噛み砕くと、こういうことです。
毎回のファイルアップロードからの完全な解放(恒久的RAGの実現) これまではチャットのたびにファイルをアップロードするか、長ったらしい指示書の中に無理やりルールを書き込むしかありませんでした。これが「NotebookLM」という専用の本棚に一度格納してしまえば、AIはいつでも裏側で瞬時に、かつ正確に私の全ファイルを参照できるようになります。
指示書の「超・軽量化」による集中力の劇的向上 これまでのv48.1では、AIに詰め込みすぎた知識のせいで注意力が散漫になるのを防ぐため、複雑なルールを設けていました。NotebookLM機能が使えれば、指示書に無理やり詰め込んでいた「完全栄養食のロジック」などの知識を丸ごと削除し、「詳細はNotebookLMのファイルを参照せよ」というシンプルな1行に置き換えられます。 身軽になったAIは、「私をどうコーチングするか」という一番大事なOSの部分に100%の注意力を注げるようになるんです。
「記録」と「分析」のシームレスな統合 私が一番嬉しかったのはこれです。 「NotebookLMが使えるようになれば、今みたいに毎日記録と分析でチャットを分けなくてもよくなるのか?」と聞くと、「その通りです。明確に分ける必要はほぼなくなります」と明言されました。
全データを一つのノートブックに放り込んでおけば、私が「今日の昼食は卵と…」と入力すればAIは勝手に食品データベースを参照して記録モードとして動き、「最近右足首の調子が悪いんだけど」と入力すれば、過去の数ヶ月分のフルログを瞬時に検索して分析モードとして答えてくれる。
人間側がわざわざモードを切り替えたり、チャットを作り直したりする気遣いが一切不要になるそうです。
まさに究極の専属アシスタントの誕生です。
■ 進化のその日まで、泥臭い「総括」は続く

「じゃあ、今のファイル追加機能でとりあえずフライングで統合しちゃダメ?」と専門AIに食い下がってみました。
しかし、答えは「完全に統合されるまで待つ(現行のv48.1を維持する)のが圧倒的に最適な戦略です」と一刀両断されました。
現在のGeminiのファイルアップロード機能は、あくまでチャットを閉じたら消える「一時的な記憶」に過ぎない。対してNotebookLMの完全統合は、チャットルームとは独立した「恒久的なデータベース(本棚)」の誕生を意味する。 インフラの根本的な変化が起きるその瞬間まで、今はエラーを防ぐために極限までチューニングされたv48.1を使い続けるのが最高到達点だ、と諭されたんです。
そして、私が毎日寝る前に渋々やっている「総括」と打ち込んで日々のデータをテキストファイルにコピペする作業。
これも「就寝前の歯磨きと同じように、日々のルーティンとして確実に実行してください」とキツく念を押されました。
私が死ぬまでコートに立ち続けるためのエビデンスであり、この泥臭い毎日のデータ蓄積こそが、未来の強力な分析の土台になるのだそうです。
というわけで、フェニックス・ライジングの「完全体(v49.0)」への超進化は、もう少し先のお預けとなりました。
しかし、自分の足で走り、重いものを持ち上げるアナログで泥臭い日々を、裏側で最先端のテクノロジーが支えてくれていると思うと、なんだかワクワクしてきませんか?
日本ではいつこの機能が完全に解放されるか分かりませんが、大型バージョンアップが完了した暁には、またこのHPで嬉々としてご報告させてください。
健康ネタじゃなくて申し訳ないですが、たまにはこういうオタクな独り言も許してくださいね。
さて、今夜も面倒くさいですが、寝る前に「総括」と打ち込んで、自分の生きた証をテキストファイルにコピペしてからアイマスクを被ることにします。
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