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あの人、最近ちょっと変じゃない?

 

共通の知人たちからそんな言葉を聞くようになったのは、ほんの少し前のことだ。

30年来の付き合いになる大切な知人。

私自身も「どうしたんだろう?」と感じる瞬間はあった。

でも、まだそんな歳じゃない。気のせいだと思いたかった。

直接本人に言えるわけもなく、ただ悶々としていた。

 

そんな矢先、その知人が交通事故で入院した。

病院のスタッフも、怪我の治療をする中で「何かがおかしい」と気づいたのだろう。

精密検査の結果、下された診断は「若年性認知症」だった。

 

ショックだった。

背筋がスッと冷たくなった。

明日は我が身かもしれない

という恐怖が、リアルな重みを持ってのしかかってきた。

 

「最近、あの人ちょっと変じゃない?」30年来の友人が若年性認知症になった日

 

 

シニアの入り口に立つ私たちにとって、認知症はもはや「遠い誰かの話」ではない。

親の介護で直面するだけでなく、自分自身や同世代の仲間がいつその境界線を越えてもおかしくない年齢になっている。

 

知人の診断を聞いてからというもの、私は自分の脳の衰えに対してひどく敏感になった。

昨日の晩飯のおかずをパッと思い出せないだけで「まさか」と不安になる。

そんな時に、ネットでふとこんな記事を見つけた。

 

認知症予防には、結局何をすればいい?最新エビデンスで示す「16の行動の○と×」

 

藁にもすがる思いで記事をクリックした。

そして、私がいつも分析を頼んでいる相棒のAI「フェニックスライジング」に、この記事のファクトチェックと深掘りを命じたのだ。

 

頭では分かっている。でも、ネオシーダーだけは手放せない私の葛藤

 

 

AIが弾き出したレポートによれば、認知症予防は「特定の魔法のサプリを飲めば解決する」なんて甘いものではなかった。

高血圧や運動不足、社会的孤立など、日々の生活習慣が複雑に絡み合っている。

 

予防しなければならない。頭では痛いほど分かっている。

でも、だ。

偉そうに予防を語る私自身が、どうしようもない矛盾を抱えている。

 

私は毎日、ネオシーダーを15〜20本吸っている。

AIからは毎回【Alert Level: Red】(生命や健康に直接的かつ重大な悪影響を及ぼす)という最上級の警告を叩きつけられ、「絶対的必須課題として完全断薬しろ」と急かされている。

タバコの煙が血管を収縮させ、脳への酸素供給を阻害し、神経細胞を直接酸化させることなんて、AIに言われなくたって知っている。

 

でも、やめられない。

今日こそは減らそう」と思っても、気がつけば火をつけている。

 

体に悪いと分かっていながら、長年の染み付いた習慣を断ち切るのは、口で言うほど簡単じゃないのだ。

あなたにも、そんな「分かっちゃいるけどやめられない」悪習慣がないだろうか?

健康でいたいと願いながら、つい夜更かしをしてしまったり、甘いものに手が伸びてしまったり。

人間なんて、そんなに強くも完璧にもできていない。

 

認知症の45%は防げる。世界的権威「The Lancet」が示す予防の絶対ルール

 

 

相棒AIが分析してくれた世界的な医学誌『The Lancet』(2024年報告)の最新エビデンスは、絶望と同時に大きな希望を私にくれた。

 

そこには、「生涯を通じた多角的なリスク管理によって、認知症の約45%が予防・遅延可能である」とハッキリ書かれていたのだ。

 

加齢による避けられない運命じゃない。

45%は、自分の行動次第で抗える

AIが整理してくれた14のリスク因子の中には、「運動不足」や「メタボ」だけでなく、「難聴」や「視力低下」の放置、そして「社会的孤立」が含まれていた。

 

耳や目からの情報入力が減ると脳が萎縮する。

誰かと会話して感情を共有しないと、脳のネットワークが錆びついていく。

要するに、脳に刺激を与え続けろということだ。

 

相棒AI「フェニックスライジング」が丸裸にした、私の「強み」と「死角」

 

 

 

私は自分のライフスタイルデータをAIに投げ込み、「The Lancet」の基準で自己分析させてみた。

結果は、極端なまでに白黒が分かれた。

 

【圧倒的な強み】

私が週2回やっている高強度のバスケと加圧トレーニングは、脳を守る物質(BDNF)を大量に分泌させているらしい。

さらに、バスケというスポーツはチームメイトとの高度な連携、瞬時の判断、感情の爆発を伴う。

「スポーツを通じた他者との激しいコミュニケーションは、脳をフル稼働させる最強の認知トレーニングだ」とAIは評価した。

16時間ファスティングや食事への気配りも、血管を守る防波堤になっている。

 

【2つの死角】

一方で、致命的な死角も突きつけられた。

ひとつは、言わずもがな「ネオシーダー(喫煙)」。

どれだけ運動で血管をケアしても、これで台無しにしていると。

もうひとつは、バスケ特有の「頭部外傷リスク」。

コンタクトスポーツでの転倒や衝突は、将来の認知機能低下のトリガーになり得るという現実だ。

丸裸にされて、苦笑いするしかなかった。

 

完璧な予防なんて存在しない。だから今日も、体育館の床を踏み鳴らす

 

 

AIの論理は完璧だ。

ネオシーダーを今すぐやめて、怪我のリスクがない安全な有酸素運動だけに切り替えれば、私の認知症リスクは劇的に下がるだろう。

 

でも、私はバスケをやめない

体育館のドアを開けた時のあのワックスの匂い。

バッシュが床をこするキュッという音。仲間と息を合わせてパスカットを狙う瞬間の、あの脳の芯が痺れるような感覚。

あれを奪われたら、私の人生のパフォーマンスは確実に落ちる。

 

完璧な予防なんて、所詮無理なのだ。

タバコはやめられないし、怪我のリスクもゼロにはできない。

だったら、自分の「死角」を自覚した上で、それを補って余りあるほどの「強み」を徹底的に伸ばしてやるしかない。

木曜日、私はまた体育館へ行く。泥臭くコートを走り回り、仲間と笑い、大声を出して脳細胞に刺激をぶち込んでくる。

 

あなたの「死角」は何ですか? 一緒にもがきながら、最適解を探そう

 

 

 

これを読んでいるあなたも、認知症への不安を抱えながら、完璧にはこなせない日々に葛藤しているかもしれない。

それでいい。

私も同じだ。

ダメな自分にため息をつきながら、それでも「今日は少しだけ歩こう」「誰かと電話で話そう」と、一つだけでもマル(○)を増やせばいい。

 

私はこれからも、この場所で、AIからの厳しい警告に耳を塞ぎたくなりながらも、ネオシーダーの誘惑と戦い、自分なりの「最適解」を探す泥臭い実践記を書き続けていく。

 

あなたの「死角」はなんだろうか。

もしよかったら、またこのブログを覗きに来てほしい。

正解は分からないが、もがきながら一緒に歳を重ねていく仲間がここにいる。